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<震災関連自殺>16年21人 前年より2人減

 東日本大震災に関連した昨年1年間の自殺者は、前年より2人減って21人だったことが23日、警察庁のまとめ(確定値)で分かった。宮城県が8人で最も多く、福島県が7人、岩手県が6人だった。自殺対策を所管する厚生労働省の担当者は「被災者の自殺対策は依然として深刻な課題。避難生活は長期化しており、心のケアなどに引き続き対応する」としている。
 3県を合わせた年代別は、60代が5人で最多。30代と40代、50代がそれぞれ4人、70代が2人、20代と80歳以上がそれぞれ1人だった。原因・動機別(複数回答)では「健康問題」が13人で最も多く、「家庭問題」5人、「経済・生活問題」と「勤務問題」が各4人などとなっている。
 一方、昨年1年間の全国の自殺者総数は前年比2128人減の2万1897人。1994年以来22年ぶりに2万2千人を下回った。
 人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は前年比1.6人減の17.3人。都道府県別では秋田の25.7人がワーストで、岩手が25.2人、和歌山が24.6人と続いた。最も少なかったのは神奈川で13.3人だった。


2017年03月24日金曜日


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