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<センバツ>PVで不来方後押し「感動」

声援を送る地元の子どもたち

 第89回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場した不来方が静岡との初戦に臨んだ24日、地元の岩手県矢巾町ではパブリックビューイング(PV)があった。少ない部員が一丸となって戦う姿に、同校生徒や野球部OBら約500人が最後まで声援を送り続けた。
 会場の田園ホールでは400インチの大型スクリーンに試合が映し出された。矢巾中と矢巾北中の野球部員が最前列で応援歌を熱唱。町民らは棒風船を打ち鳴らして応援した。
 試合は一回表に先制したものの、七回裏までに10点を奪われる苦しい展開。それでも八回表に2点を返すと大きな歓声が湧いた。終了後も「感動をありがとう」「よくやった」とねぎらいの言葉が飛び、しばらく拍手が鳴りやまなかった。
 同校野球部OBの会社員吉田道行さん(42)=矢巾町=は「甲子園出場というOB全員の夢をかなえてくれた。打撃に特化した練習方法など、人数の少なさを生かした斬新なチームスタイルを全国にアピールできたと思う」とたたえた。
 同校1年の小松山優さん(16)=盛岡市=は「全力で相手にぶつかりながら、楽しんでプレーする姿に感動した。10人を陰で支えた3人の女子マネジャーも本当によく頑張ったと思う」と思いやった。


2017年03月25日土曜日


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