岩手のニュース

<一関仮設住宅>出会えた絆これからも

笑顔で語り合うお別れ会の参加者

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市からの避難者が住む岩手県一関市室根町の応急仮設住宅団地で25日、自治会を解散するお別れ会があった。同市千厩町での自治会解散に続き、気仙沼市の被災者を支えた地域活動が役割を終えた。
 集会所で開かれた「折壁あすなろ自治会」のお別れ会には入居者のほか、気仙沼市の災害公営住宅などに移った住民約20人が参加。総会で解散を正式に決め、昼食などを楽しみながら笑顔で交流の継続を誓った。
 96戸のうち現在の入居世帯は26戸。さらに帰還が進むことから解散を決めた。当面、仮設住宅での生活が続くという役員の松村玲子さん(60)は「震災からの6年で絆を強くした。帰る土地でも新しい交流を築いてほしい」と話した。
 2012年4月から1年間、自治会長を務めた清水章さん(70)は「震災がなければ会うこともなかった人たち。いろんな支えで無事に6年間を過ごせた」と振り返った。


2017年03月26日日曜日


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