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<センバツ>盛岡大付 三浦瑞好投、9回1失点

智弁学園―盛岡大付 3回2死三塁、智弁学園・加堂を空振り三振に仕留め雄たけびを上げる盛岡大付の先発三浦瑞

 低く、より低く−。マウンドに立った盛岡大付の左腕三浦瑞の集中力は最後まで切れなかった。落ちる変化球がさえ、9回1失点。公式戦初完投を甲子園で、前回優勝の智弁学園を相手にやってのけた。チームを春夏通じ初の8強に導いた背番号10は「相手打者に向かっていく投球ができた」と喜んだ。
 「良い感じだった」と言うチェンジアップが面白いように決まった。心掛けたのは「真ん中(のコース)から落とす意識」。相手打者が手を出し、バットが何度も空を切った。圧巻だったのは三回、1死三塁のピンチの場面。決め球に使って連続三振で切り抜けた。
 20日の高岡商(富山)との1回戦に先発したが、変化球が浮いて6失点と崩れ、四回途中で降板。「ストライクを取りにいってしまった」と逃げの姿勢を悔やんだ。バッテリーを組む松田も、その後の投球練習で「ミットが地面に付くほど低く構えた」と意識付けを徹底させた。
 昨夏の甲子園ではマウンドに立ったが、秋の東北大会は平松に主戦の座を奪われた。「平松に負けられない気持ちが強かった」と悔しさを糧にした。準々決勝の相手は優勝候補の履正社。「次も、きょうみたいな投球をしたい」。強豪相手にも攻めの気持ちは揺るがない。(原口靖志)


2017年03月26日日曜日


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