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<楽天>先発ローテ再編 登板順を優先

ロッテ戦に先発し、4回無失点の楽天・美馬=3月19日

 岸孝之の離脱で急きょ白紙になった開幕投手は美馬学に決まった。代役候補はワールド・ベースボール・クラシックから戻って来たばかりのエース則本昂大、オープン戦で安定した投球を見せた釜田佳直の名前が挙がっていた。だが、梨田昌孝監督は「先発ローテーションをぐしゃぐしゃに変えるのは良くない」と登板順を優先し、再編成する方針を示した。
 梨田監督は監督室に美馬を呼び、開幕戦の先発を告げた。チームが初の日本一となった2013年の巨人との日本シリーズでは2勝を挙げ、MVPに輝いた経験豊富な右腕。「昨季は9勝し、いい球がある」と大役を託した。
 オリックスとの開幕3連戦は美馬のほか、辛島航の登板が有力。来月4日から本拠地のコボパ宮城であるソフトバンク3連戦は則本、釜田が投げる見込み。両カードで残る先発枠は1軍に帯同する古川侑利、森雄大の起用が予想され、岸と右太ももを負傷した安楽の穴を埋めることになりそうだ。
 開幕を目前に、選手の予期せぬ離脱でチームを取り巻く状況は厳しい。2月1日の沖縄・久米島キャンプに始まり、オープン戦で各地を転戦。約2カ月ぶりに仙台に戻った選手の表情にはさすがに疲労の色がにじむ。梨田監督は「初めに試練があったほうが、チームが結束するいいチャンスになる。何とかやりくりして頑張りたい」と前向きに語った。(佐々木智也)


2017年03月28日火曜日


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