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<只見線>「上下分離で復旧」決定

新潟・福島豪雨で崩壊、流失した只見線の橋4カ所の一つ=2016年7月28日、福島県金山町

 2011年7月の新潟・福島豪雨で不通が続くJR只見線会津川口(福島県金山町)−只見間の復旧について、福島県内の沿線17町村と新潟県などでつくる復興推進会議(会長・内堀雅雄福島県知事)は27日、上下分離方式で鉄路を復旧させる方針を正式に決めた。再開通は早くても20年度中となる。
 福島市で会議を開いた。復旧後の鉄道施設を自治体が保有・管理し、JR東日本が車両運行を行う上下分離方式のほか、年間2億1000万円を見込む維持管理費の負担割合を「県が7割、地元17市町村が3割」とする確認書を了承した。
 内堀知事は「鉄路復旧が会津地方の振興につながるよう努力する。地元自治体の負担軽減にも取り組む」と述べた。推進会議は31日、早期復旧を求めてJR東に要請活動を行う。
 会津川口−只見間(27.6キロ)は新潟・福島豪雨で4カ所の橋などが流失。81億円と試算される復旧費は、JR東が3分の1に当たる27億円、残りを県と地元市町村が負担する。
 推進会議は鉄路復旧に向け、昨年3月から検討会を開催。JR東はバス転換を提案したが、県や沿線自治体が「奥会津の地方創生に不可欠」などと主張し、昨年12月に鉄路復旧の方針がまとまっていた。


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2017年03月28日火曜日


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