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スポーツ文化継承で連携 岩手8市町が団体

スポーツコミッションで連携する谷藤盛岡市長(中央)ら圏域首長

 盛岡広域8市町は28日、域内の自治体が協力してスポーツ合宿誘致や五輪選手輩出を目指す「盛岡広域スポーツコミッション」を設立した。昨年の岩手国体で高まったスポーツの機運、選手の競技力をレガシー(遺産)として継承し、スポーツ施設と宿泊施設を活用したスポーツツーリズムで交流人口の増加を狙う。
 盛岡、八幡平、滝沢、雫石、葛巻、岩手、紫波、矢巾の8市町と関係団体で構成し、事務局を盛岡市が務める。2022年冬季五輪までの間、スポーツ合宿や大会の誘致、地元プロチームとの交流による地域活性化、スポーツ施設の情報発信などを推進する。17年度は、域内の施設の情報をまとめたパンフレットを作成し、誘致する競技団体との交渉を進める。
 8市町には盛岡市総合プール、八幡平市ラグビー場、岩手町ホッケー場など練習や大会に使用できる施設や温泉、宿泊施設が多く、環境の良さをアピールする。
 「エイト・オリンピアンズ・プロジェクト」と銘打ち、域内から20年東京五輪などへの出場を目指す地元選手の支援にも取り組む。施設整備のほか、各自治体の広報紙やスポーツ誌で選手情報を発信し、地域で応援する体制をつくる。
 19年のラグビーワールドカップ日本大会の公認チームキャンプ地には盛岡市、八幡平市、雫石町が立候補している。20年東京五輪では盛岡市がカナダのホストタウンに登録され、同国の複数の競技で事前キャンプ地の誘致を進めている。
 盛岡市で28日にあった構成団体会議で会長に就任した谷藤裕明盛岡市長は「国体の成功を引き継ぎ、8市町が一丸となって連携して盛岡広域の魅力発信とにぎわいの創出を目指したい」と語った。


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2017年03月29日水曜日


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