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<三鉄>3年ぶり赤字 当期損失5611万円

 岩手県などが出資する第三セクター三陸鉄道(宮古市)は29日、盛岡市で取締役会を開き、2016年度決算見通しを承認した。当期損失は5611万円で、3年ぶりの赤字となった。
 経常損失は2億810万円で23年連続の赤字。赤字幅は前年度比7213万円(34.6%)の増だった。
 北リアス線と接続するJR山田線(盛岡−宮古間)が2015年12月の脱線事故後、一部区間で不通が続く影響で、内陸部からの観光客が落ち込んだ。
 昨年8月の台風10号豪雨被害による特別損失は2513万円を計上した。運休などにより、地元利用客や団体観光客が減少した。
 16年度の輸送人員は前年度比8万6098人(15.3%)減の47万6681人。団体観光客の利用は4万1718人で前年度比2万878人(33.4%)減。個人客は16万5230人で前年度より3万5415人(17.7%)減った。
 中村一郎社長は「厳しい状況だが、企画列車の充実や情報発信と営業強化で増収を目指す」と話した。


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2017年03月30日木曜日


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