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<指定廃>狐禅寺の候補地「適地」

新ごみ焼却施設建設に適地と判断された農地近辺。建設反対ののぼり旗も点在する

 一関地区広域行政組合(管理者・勝部修一関市長)が岩手県一関市狐禅寺地区に立地を目指す新ごみ焼却施設の建設計画を巡り、勝部市長は29日、狐禅寺藤ノ沢の候補地を適地とする調査結果を発表した。賛否が分かれている地元住民側と、建設に向けて具体的な協議を始める意向を示した。
 同日の組合議会と一関市議会の全員協議会で表明した。地権者8人が提供の意思を示した農地など約13.7ヘクタールについて測量やボーリング調査をして、施設建設に必要な約6ヘクタールの平地を確保できることや、地盤の安定性や水の供給に問題がないことなどを説明した。
 地元住民でつくる狐禅寺地区生活環境対策協議会と組合は2000年、新たな廃棄物処理施設を地区内に建設しないとする覚書を結んでおり、住民が今回反発している。
 勝部市長は「違う視点で地元の活性化につなげるため、建設を前提として協議をしたい」と話した。セットで整備する方針を示してきた新たな最終処分場は別の場所を含めて検討を続ける。
 組合は現施設の一関清掃センターの老朽化を理由に、21年度に余熱活用型の新施設の稼働を目指す。


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2017年03月30日木曜日


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