広域のニュース

東北求人1年2ヵ月ぶり低下 宮城の反動減響く

 厚生労働省などが31日にまとめた東北の2月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.03ポイント低下の1.38倍で、1年2カ月ぶりに前月を下回った。宮城で旺盛だった新規求人が一服したことが影響した。過去最高の更新が続いた青森、秋田も減少に転じた。宮城と福島は全国平均(1.43倍)を上回った。
 各県の有効求人倍率は表の通り。宮城は昨年2月以来、1年ぶりに低下した。公共職業安定所別(原数値)は石巻1.96倍、大和1.91倍などで、仙台や沿岸部で下がった。最低は大河原の0.79倍。
 新規求人(同)は前年同月比3.2%減の2万1769人。小売店や飲食店、パチンコ店などで求人が減った。新規求職者(同)は10.2%減の1万185人。宮城労働局は「昨年11、12月に製造業を中心に大幅に求人が伸びた反動で倍率が低下した。減少は一時的だ」との見方を示した。
 岩手は東日本大震災後最高だった前月と同じ。全10安定所で1倍を上回り、北上の2.03倍が最高。沿岸部の公共工事や住宅建設に伴う建設業の求人が増えた。新規求人は1.2%減の1万815人。新規求職者は9.4%減の7575人。
 福島は2カ月連続の上昇。8安定所全てで1倍を超え、最高は相双の2.02倍。新規求人は6.6%増の1万7207人で、1年半ぶりに増加。受注が好調な製造業や工場への派遣社員募集があったサービス業で増えた。新規求職者は5.5%減の8595人。
 青森は前月に新規求人があった医療福祉業や建設業の反動減で、1年8カ月ぶりに減少した。秋田は6カ月ぶり、山形は8カ月ぶりの前月割れだった。


関連ページ: 広域 経済

2017年04月01日土曜日


先頭に戻る