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外国人誘客照準くっきり 台湾最重要地域

 宮城県は、海外との交流で県内経済を活性化させる「みやぎ国際戦略プラン」の第4期計画(2017〜20年度)案をまとめた。同プランでは初めて訪日外国人旅行者(インバウンド)、県内からの海外渡航者(アウトバウンド)の促進を基本方針の一つに掲げ、推進姿勢を鮮明にした。

 インバウンド誘致の最重要地域に台湾、重要地域に中国、韓国、香港を位置付けた。東北各県などと連携した取り組みを推進。目標値は外国人宿泊者数50万人(20年度)、仙台空港国際線乗降客数41万人(19年度)に設定した。
 東京電力福島第1原発事故の影響で、重点市場の中でも韓国と香港からの観光客数回復が遅れていると指摘。正確な情報発信とともに、風評の影響を受けにくいゴルフやスキーなど特定目的旅行の積極的な誘致を図る。
 アウトバウンド対策では、海外への教育旅行やパスポート取得を推進する取り組みを進め、海外旅行の需要を喚起する。
 県内企業向けには販路を拡大するため、情報提供や専門家派遣などを通じて海外戦略を後押しする。企業ニーズを踏まえながら、東アジアや東南アジアに続く新たな重点市場も探る。現地で開催する商談会での商談数を3倍に引き上げるなどの目標も掲げた。
 中国・吉林省、米国・デラウェア州との友好提携から今年でそれぞれ30周年、25周年を迎えることから、訪問団の受け入れ、派遣を計画する。12年10月から運休が続く中国東北部と仙台空港を結ぶ定期便の再開も目指す。


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2017年04月02日日曜日


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