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<避難解除>「富岡は負けん!」誓いの光

追悼と感謝を込めてともされた竹灯籠。「富岡は負けん!」の横断幕も掲げられた=3月31日午後11時15分

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が一部を除いて解除された福島県富岡町で、解除時刻の1日午前0時にかけ、3000を超える竹灯籠がともされた。町民らが避難先で亡くなった人たちを追悼し、これまでの支援に感謝した。
 ホテル経営の平山勉さん(50)ら町民有志が企画。雨の中、町中心部の公園で明かりがともると、「富岡は負けん!」「追悼」「感謝」のメッセージが浮かび上がった。
 午前0時を迎えると、集まった人たちは黙とう。「町の行く末が明るくなるように」などと祈った。平山さんが町内の国道6号の歩道橋に5年半以上掲げてきた「富岡は負けん!」の横断幕も、灯籠近くに取り付けられた。
 横断幕は3月いっぱいで歩道橋から外した。平山さんは「帰還がかなわず亡くなった方への報告として、地域を復活させなければいけないという思いを(明かりで描いた)『富岡は負けん!』に込めた」と語った。


2017年04月02日日曜日


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