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<四電新火力>計画反対相次ぐ 仙台で説明会

 四国電力と住友商事は2日、仙台市宮城野区の仙台港に計画する石炭バイオマス混焼火力発電所「仙台高松発電所」(仮称)について、市に提出した環境影響評価(アセスメント)方法書の説明会を同区で開いた。出席した市民からは健康や環境面への懸念を理由に、計画撤回を求める意見が相次いだ。
 市民ら約140人が出席。事業計画の説明に対し、ぜんそくなどの健康被害や、近隣の蒲生干潟など周辺環境への影響、仙台港で建設中の関西電力系の石炭火力発電所と合わせて汚染の増大を危ぶむ意見が続出。「被災地の復興に貢献するというなら計画を撤回すべきだ」などと声を上げた。
 事業者側は硫黄酸化物などの汚染物質、二酸化炭素の排出は基準を下回り、環境影響は生じないと説明した上で、アセスにおける調査対象の拡充を検討する考えを示した。
 出席した市民団体「仙台港の石炭火力発電所建設問題を考える会」共同代表の長谷川公一東北大大学院教授は「経済的利益を追求した計画。形式的な説明に終始した」と批判した。
 説明会は3日も午後6時から宮城野区の夢メッセみやぎで開かれる。


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2017年04月03日月曜日


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