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<仙台満店>あんみつ至福 青春の味

彩りやフォルムのバランスが実に見事なクリームあんみつ。写真はこしあんだが一番人気はつぶあん。つぶあんは、固さや甘さをパフェ用、お汁粉用、あんみつ用で作り分けているそうだ
1976年創業の店は料亭だった建物を生かした風情あるたたずまい。打ち水された石畳もすがすがしい
昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな空気感が漂う店内。「この雰囲気も含めて彦いちの味。これを守っていきたい」と宮崎さんは話す

◎和のスイーツ/甘味処 彦いち(青葉区)

 今月のテーマ「和のスイーツ」初回に当たり、ぜひとも紹介したいのが「甘味処 彦いち」です。仙台の甘味好きなら知らない方はいない名店。私も高校時代から三十ウン年お邪魔しています。おっと、大体の年齢がバレてしまいましたが、気にせずいきましょう。
 数え切れないほど豊富なメニューから、私のイチオシは「クリームあんみつ」(510円)です。あんは、つぶあん、こしあん、ずんだあんから、蜜は黒蜜、白蜜から選べます。
 私はこしあん、黒蜜派。真っ赤なサクランボを真ん中に飾ったあんみつの様式美を、うっとりとためつすがめつした後、おもむろに蜜をかけ回します。
 さあ至福の時間の始まりです。まず楽しむのは寒天のプリプリ食感。それからアイスクリームと、あんをあれこれ組み合わせて満喫します。
 合間に、フルーツの酸味やエンドウ豆のほのかな塩気で、甘くなった口をリセットしつつ、後半はもう夢中。そのおいしさは、友人たちとおしゃべりしながらいただいた学生時代と変わりません。
 「寒天、あん、エンドウ豆は全て手づくりです。おいしいものがたくさんある世の中で、彦いちでしか食べられない味を提供し続けたい」と店長の宮崎祐介さん。私にとってそうであるように、今後も多くの方の青春の味になっていくのでしょう。(陽)

<メモ>仙台市青葉区一番町4の5の41▽午前11時〜午後7時(ラストオーダー午後6時半)。月曜定休▽種類豊富な甘味のほか、ラーメン、うどん、おこわなどにミニデザートが付く軽食メニューも人気。56席▽022(223)3618。


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2017年04月03日月曜日


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