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<酒田港>16万トン級の係留可能 岸壁完成

完成した大型客船対応岸壁。1日は国内最大級の客船「飛鳥II」が寄港した

 山形県酒田市の酒田港に外国籍大型クルーズ船の係留ができる岸壁が完成し、現地で1日、記念式典が開かれた。最大16万トン級の船が着岸できる東北初の設備で、今夏に初寄港する外航クルーズ船のさらなる誘致に弾みがつきそうだ。
 酒田港古湊ふ頭の一部約450メートルに、船との緩衝材となる防舷材22基、大型客船をつなぐことができる係船柱14基を整備した。事業費は6億8000万円。
 式典では主催者を代表し、国土交通省港湾局の菊地身智雄局長が「国は2020年までに訪日クルーズ旅客を500万人とする目標を掲げている。岸壁の完成を地方創生につなげてほしい」と激励した。
 酒田港には8月にイタリア籍の「コスタ・ネオロマンチカ」(乗客定員1800人)が寄港するほか、英国籍のダイヤモンド・プリンセス(同3286人)が来年7月1、17日に寄港することが決まっている。
 丸山至酒田市長は「酒田は舟運で栄えた港町。岸壁の完成をてこに客船誘致をさらに進め、グローバルな港湾都市として飛躍していきたい」と意気込んだ。
 山形県と酒田市は本年度、クルーズ船の誘致・受け入れに約2500万円の予算を計上。誘致に向けてメディアの招待や米国での見本市出展、寄港時の販売ブース設置などに取り組む。


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2017年04月03日月曜日


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