岩手のニュース

<三鉄>過去最多の6人入社

伊藤さん(後列中央)ら6人の新入社員

 第三セクター三陸鉄道の入社式が3日、岩手県宮古市の本社であった。2018年度にJR山田線宮古−釜石間(54.4キロ)の経営が三鉄に移管されるのを踏まえ、人材確保のために1984年の開業以来最多となる6人を採用した。
 中村一郎社長は「三鉄は会社としては小さいが、周囲の期待は大きい。皆さんの期待に応えられるよう一緒に頑張っていこう」と激励。真新しい制服に身を包んだ新入社員が、一人一人決意を語った。
 このうち運転士候補生の伊藤貴思(たかし)さん(25)は、東日本大震災の津波で大船渡市の実家が流失した。学費が払えなくなって千葉県内の大学を中退。関東の鉄道会社でアルバイトをしながら運転士を目指してきた。
 伊藤さんは「運転士になるのが夢。たくさんのお客さんが来てくれるよう地域を盛り上げ、復興に貢献したい」と話した。
 山田線宮古−釜石間は東日本大震災で被災して運休中。復旧工事を進め、完工後に三鉄に移管される。三鉄は業務量が増えることから今後、さらに11人程度を採用する方針だ。


2017年04月04日火曜日


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