広域のニュース

<入社式>復興貢献へ精進誓う

東北電力の入社式で辞令を受け取る黒川さん

 2017年度が実質的にスタートした3日、東北の多くの企業で入社式があった。トップは果敢に挑戦する積極姿勢を求め、新社会人は会社や東日本大震災からの復興に貢献する決意を力強く述べた。
 東北電力の入社式は仙台市青葉区の本店であり、新入社員274人が臨んだ。原田宏哉社長は電力小売り全面自由化に触れ「努力を重ねることが厳しい時代を乗り切る原動力になる」と訓示。新入社員代表の黒川真行さん(24)=青森技術センター配属=は「東北に貢献できるよう技術を身に付けたい」と述べた。
 東邦銀行の北村清士頭取は福島市の本店で「失敗を糧に成長する行風。三振を恐れずに挑戦を続けてほしい」と強調。中国・浙江省出身で福島大を卒業し、同行初の外国人採用となった張天一さん(27)は「第二の古里である福島の復興のため全力を尽くす」と語った。
 グループ全体で過去最多の241人が入社したアイリスオーヤマ。大山健太郎社長は角田市の拠点施設で「何事も諦めないチャレンジ精神を持って行動してほしい」と訴えた。韓国出身の李銀珠さん(27)は「世界各国に貢献できる仕事がしたい」と話した。
 七十七銀行の氏家照彦頭取は「燃え上がる挑戦意欲と、たくましい行動力に期待する」と新人行員219人に呼び掛けた。気仙沼市の内脇支店に配属された細谷拓海さん(22)は「被災地で歩みを進める企業を資金面で応援したい」と語った。
 トヨタ自動車東日本の宮城県大衡村の本社であった式には140人が出席。白根武史社長は「仕事に積極的に飛びつき、自分が何とかするという気構えを持ってほしい」とあいさつ。技能職採用の小屋拓真さん(18)は「精度の高い車造りをしたい」と話した。
 1日に宮城県蔵王町のホテルで式を開いた東洋ワークの須佐尚康社長は「これからは自分の力で人生を切り開いてほしい」と激励。関連会社に入社した森谷利輝さん(22)は「一日も早く信頼を得られるよう努力する」と語った。


関連ページ: 広域 経済

2017年04月04日火曜日


先頭に戻る