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炭素繊維複合材低廉に 研究組合が開発へ

炭素繊維素材を手に展望を語る村岡教授

 航空機部品などの材料となる炭素繊維複合材を低コストで加工する技術開発を目指し、秋田大など秋田県内の大学と機械メーカーによる技術研究組合が設立され、県庁で4日、発表記者会見があった。
 秋田大に事務局を置き、秋田県立大、日本精機(秋田市)、三栄機械(由利本荘市)が参加。県産業技術センター、国産航空機を開発する三菱重工が協力する。
 炭素繊維複合材は丈夫で軽く、さびないが、成形の際に高温の圧力炉を使うため、加工費がかさむ。
 組合は秋田大の村岡幹夫教授(材料力学)らの研究グループが開発した成形技術を活用して製造時間とコストを削減、複雑な形状加工にも対応する。2018年以降に医療・介護器具や自動車部品の開発、21年以降に航空機分野への参入を計画する。
 理事長に就任した秋田大の小川信明理事は記者会見で「アルミニウム並みの製造コストになり、応用範囲が広がる。産官学が連携し、地域産業の創出につなげたい」と話した。


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2017年04月05日水曜日


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