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古来の手業の美 現代に伝える 

草木の繊維を素材によられた糸と帯

 草木の繊維を素材に糸を紡ぐ古来の手業の美を紹介する展覧会「原始布(ふ)・古代織に魅(み)せられて」が7〜11日、仙台市青葉区のせんだいメディアテーク5階ギャラリーで開かれる。
 原始布・古代織参考館(米沢市)の主催。同館所蔵の明治時代のコウゾを原料とした紙布をはじめ、シナ布やイラクサ布、カラムシ布などの布地や帯、ショール、バックなどの作品合わせて数百点を展示する。
 繊維をより合わせてつないで糸にする「糸績(う)み」の実演もあり、縄文・弥生時代以来からとされる伝統技法が披露される。
 1986年に開館した参考館は、40年以上前から収集してきた古代布に関する貴重な資料を多数所蔵している。展示会は、手業の美しさと希少性を紹介するとともに、高齢化で継承が困難になっている現状を知らせる狙いもある。
 山村幸夫館長(68)は「先人の知恵や天然素材の魅力に触れてほしい」と話している。入場無料。連絡先は原始布・古代織参考館0238(22)8141。


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2017年04月05日水曜日


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