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被災者の家具選び応援 岩手・山田町民を招待

見本市で展示品を見て回る山田町の住民ら

 東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた岩手県山田町の住民を家具の見本市に招待する「復興支援日帰りツアー」が、仙台市若林区卸町の仙台サンフェスタであった。
 全国の家具店でつくる「全国家具連盟SH会」などの主催。見本市は連盟が仙台で毎年開いている催しで、当日は山田町民27人が参加した。主催者が用意した山田町からの無料送迎バスで訪れた町民は、約1200平方メートルの展示場に並んだテーブルやソファ、ベッドなどを品定めした。商品はメーカー直売価格で、被災者にはさらに1〜2割引きで販売された。
 ツアーは3月末にあり、昨年9月に続き2回目。山田町出身で同連盟事務局マネジャー坂本陽子さん(61)が企画した。被災者が仮設住宅から新居に移る際、家具を新調するケースが多いが、現地では容易に家具選びができない住民も少なくないという。
 坂本さんの実家も津波で全壊し、親類や知人ら27人が亡くなった。坂本さんは「家具を買わなくても、家にこもりがちな被災住民の皆さんに小旅行気分を楽しんでもらえればうれしい」と話した。


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2017年04月06日木曜日


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