青森のニュース

<八戸工大>学生デザイン住宅 アイデア多彩

完成した住宅について、第一ホームの担当者から説明を受ける長倉さん(右)

 八戸工業大(青森県八戸市)の学生が設計した住宅を、住宅建設販売の第一ホーム(同)が建てる産学連携事業で、最優秀賞に輝いた住宅の完成披露会が6日、八戸市内であった。
 選ばれたのは、土木建築工学科4年長倉亮介さん(38)の作品で、2階建ての3LDK(延べ床面積119平方メートル)。家族が集まるリビングには、周囲より低い畳の空間を設けた。キッチンや物干し場は、家事をする人が動きやすくなるように配置した。
 同社は設計の趣旨を最大限生かしつつ、耐震面などを考慮し、販売できる形で建設した。長倉さんは「自分の設計した作品が形になって感慨深い。仕事の道も見えてきた」と喜んだ。
 産学連携事業は、同社の岩渕義昭社長が八戸工大二高出身だったことなどが縁で、2009年に始まった。東日本大震災などによる中断を挟み、今回が4回目。大学の授業の一環で実際に建築まで取り組むケースは珍しいという。
 岩渕社長は「いい人材が育ってほしいという思いもあり続けてきた。学生の作品は無限大の可能性がある建物が多い」と話した。
 住宅は3カ月〜半年ほどモデルハウスとして活用。その後、土地と建物合わせて3500万円程度で販売する予定。


関連ページ: 青森 経済

2017年04月07日金曜日


先頭に戻る