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<奥山市長引退へ>東北の市長ら 惜しむ声

「東北絆まつり」の開催を発表する奥山市長(右から3人目)ら東北6市の市長ら=2017年1月27日

 奥山恵美子仙台市長(65)の今期限りでの引退が明らかになった7日、東北の各市長らからは「東北の将来を見据えた施策を展開していただけに残念」などと惜しむ声が相次いだ。

 「仙台は他地域より早く復興に道筋を付けた。東北市長会長の奥山市長には被災地の課題を政府に精力的に届けてもらった」。盛岡一高で同級生だった谷藤裕明盛岡市長は「引退は非常にさみしい」と漏らした。
 全国市長会副会長の立谷秀清相馬市長は「東北のリーダーとして、東北全体の発展と復旧復興を力強く先導してもらった」とコメント。昨年で終了した東北六魂祭を共に盛り上げた鹿内博・前青森市長は「(後継の)東北絆まつりの仙台開催も決まっていたのに…。まだまだ活躍してほしかった」と残念がった。
 仙山圏の活性化を目指す包括的な連携協定を昨年11月に結び、仙台市とのつながりを強めていた山形市の佐藤孝弘市長は「奥山市長には私の市長就任後すぐに会い、仙山交流や連携協定の提案に賛同してもらった。感謝の言葉しかない」と感慨深げに話す。
 仙台市に隣接し、昨年10月に市制移行した富谷市の若生裕俊市長は「立候補するとばかり思っていたので驚いた。引退は重い決断。相当の事情があるのではないか」と推し量った。
 奥山氏の出身地、秋田市の穂積志市長は同じ2009年の初当選。「奥山市長は東北の復興を中心的に担ってきた。事情は分からないが、非常に残念だ」と語った。


2017年04月08日土曜日


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