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鶴岡の日帰り温泉 住民が運営引き継ぐ

太鼓演奏で入浴施設の再開を祝った=鶴岡市

 山形県鶴岡市が3月末まで運営してきた朝日地区の日帰り入浴施設「かたくり温泉ぼんぼ」が、運営を地元住民が引き継ぐ形で営業を再開した。8日朝にオープン記念式典があり、多くの常連客が施設の継続を祝った。
 旧朝日村(現鶴岡市)が1993年に開設した施設で、ピーク時の95年に15万人以上が利用したが、2015年には6万人を切るなど採算が悪化。市は廃止を決めたが、地元住民が存続を求めたため住民らでつくる管理運営組合に運営を委ねた。
 営業は今月2日に始まった。記念式典では住民団体による太鼓演奏があり、利用者に餅などの記念品が贈られた。
 組合の渡部巌理事長(75)は「多く人の熱い思いで再開できたが、存続はきれい事だけでは難しい。心と体を癒やし、友と語らい合う健康づくりの場として活用してほしい」と呼び掛けた。
 市は運営から手を引くが、建物を組合に無償貸与し、電気・水道代を負担する。榎本政規市長は「愛される施設として長く続くことを願っている」と話した。
 入浴施設は鉄筋平屋950平方メートル。泉質はナトリウム−塩化物強塩温泉。営業時間は午前9時〜午後9時半。毎月第3水曜定休。
 連絡先は0235(53)3563。


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2017年04月09日日曜日


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