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<いちおし土産>皮パリッと香ばしく

粒あんを後から入れ、皮の風味を引き立たせた「モアイ最中」

◎モアイ最中/雄新堂(南三陸町)

 東日本大震災の被災地支援で2013年5月、チリ政府から南三陸町に贈られたイースター島のモアイ像をかたどった。
 甘さ控えめな粒あんは最中(もなか)の皮と別になっていて、自分で詰めるのが楽しい。皮がパリッと香ばしく、軽い食感でどんどん食べ進められる。店を営む阿部雄一さん(52)は「食感、味、香り、見た目などで五感を刺激するお菓子に仕上げた」と話す。
 1960年のチリ地震津波で町が被災するなど同国とのつながりは深い。モアイ像は店が入っていた仮設の「南三陸さんさん商店街」入り口に建ち、町のシンボルになった。
 チリとの縁に感謝して菓子で表現しようと、15年11月に発売した。今年3月に常設に移った商店街でも引き続き売り出し、人気商品になっている。阿部さんは「食べながら震災を話題にしてもらい、風化を防げればうれしい」と語った。

<メモ> 1個162円(税込み)。店は洋菓子、和菓子、焼き菓子、菓子パンを取りそろえる。営業時間は午前9時〜午後7時。第2、第4火曜が定休。南三陸町志津川五日町51「南三陸志津川さんさん商店街」内。連絡先は0226(46)2240。


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2017年04月13日木曜日


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