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<ギンザケ>生きよし味よし初水揚げ 

養殖いけすからギンザケをすくい上げる漁師

 東日本大震災で被災した南三陸町戸倉で13日、養殖ギンザケが初水揚げされた。餌の改良や鮮度を保つ生け締めを行い、ブランド力向上を目指す。
 戸倉地区のギンザケ生産者ら約20人が波伝谷漁港を午前5時に出発し、2キロ沖のいけすから約6000匹をすくい上げ、船上ですぐ1匹ずつ生け締めにした。
 生産者は昨年11月から湾内で70万匹の稚魚を養殖し、例年通り体長40センチ、重さ1.3キロほどに育った。1キロ当たり700〜730円と昨年の2割高で取引された。漁が終わる7月末には60センチ、約3キロに成長する。
 ギンザケ部会は餌にバナナポリフェノールを取り入れるなど魚の臭みを取る工夫を施した。佐藤正浩副部会長(49)は「戸倉は海から養殖場が近く、鮮度を保ちやすい。丁寧に育てたのでおいしく食べてほしい」と話した。
 県内の生産者らでつくる「みやぎ銀ざけ振興協議会」(石巻市)は統一ブランド「みやぎサーモン」の地理的表示保護制度(GI)登録を申請している。


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2017年04月14日金曜日


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