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台風被害に負けずサケ放流 稚魚壮行会

サケの稚魚を放流する子どもたち

 岩手県宮古市の津軽石川で13日、子どもたちがサケの稚魚を放流する恒例の「稚魚壮行会」があった。宮古漁協は、昨年8月の台風10号豪雨でふ化場に甚大な被害を受けたが、ほぼ例年並みの6000万匹超を確保した。
 宮古市や宮古漁協でつくる宮古鮭祭実行委員会の主催。小中学生ら約250人が参加し、体長5.5センチ、体重1.4グラムほどに成長した稚魚5万匹をバケツで川に放した。
 宮古漁協は今後、津軽石川に5064万匹、閉伊川に1200万匹を放流する計画。閉伊川近くの松山ふ化場は台風被害で稼働停止に追い込まれたが、津軽石ふ化場で代替生産し、例年並みの稚魚を確保した。
 津軽石、松山両ふ化場の萬(よろず)直紀統括場長は「幸運が重なって台風被害をうまくカバーできた。大きくなって帰ってきてくれるはず」と話した。
 岩手県内20のふ化場のうち10カ所が台風被害を受け、松山を含む4カ所は現在も稼働停止が続く。


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2017年04月14日金曜日


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