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<さくら野仙台破産>H&Mとブックオフ撤退へ

さくら野百貨店仙台店=2月27日、仙台市青葉区

 さくら野百貨店仙台店(仙台市青葉区)の運営会社エマルシェ(同)が自己破産した問題で、閉店後も建物内で営業を続ける海外アパレル「H&M」と中古書籍類販売「ブックオフ」が5月中旬に撤退を検討していることが14日、分かった。

 両社は売り場面積が広いメインのテナントで、営業を継続している他のテナントの動向に影響を与えそうだ。
 関係者によると、一部のビル所有者側が電気とガス、水道の供給を5月に停止する可能性を各テナントに伝えた。両社とも6月以降の営業は困難と判断したという。
 H&Mは2012年11月に入居し、2階の売り場面積の半分を占める。出入り口がJR仙台駅前のペデストリアンデッキに面した好立地で、若い女性を中心に多くの集客がある。
 ブックオフは10年6月に近くの別のビルから移転。売り場は6、7階の大半を占め、売り上げは仙台圏の同社店舗でトップクラスを誇る。
 撤退の検討について、ブックオフの担当者は「5月中旬に撤退した後、7月をめどに市内に同規模の店舗を開店する方針」と説明。H&Mの担当者は「コメントできない」と話した。
 旧さくら野仙台店の建物には、1階でドコモショップや楽天モバイルなど10テナントが営業を継続。現段階で、5階のICI石井スポーツ(東京)だけが4月末で営業を終える意向を示している。


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2017年04月15日土曜日


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