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<台風10号豪雨>県警と消防が合同訓練

特殊な工具で車のドアをこじ開ける救助隊員

 昨年の台風10号豪雨で甚大な被害を受けた岩手県岩泉町の岩泉署で14日、大雨による河川の氾濫や土砂崩れを想定した救助訓練があった。県警機動隊、岩泉署、3月に新設した岩泉消防署の救助隊などの約60人が、救助方法や組織間の伝達方法を確認した。
 土砂崩れで埋まった車と川の増水で流された家に、それぞれけが人が取り残されたと想定。油圧式の特殊な工具で車のドアをこじ開けたり、家屋の屋根に穴を開けたりしてけが人を運び出した。
 県警機動隊の桜井直之第1小隊長は「昨年の台風で、各組織の能力を生かすためには連携が重要だと実感した。良い訓練ができた」と語った。
 岩泉消防署には3月に救助用機材などを積んだ救助工作車が配備され、署員5人が救助隊を兼務している。これまでは宮古消防署の工作車を使っていたが、より迅速に対応できる体制が整った。岩泉消防署の佐々木重光署長は「機材はあっても動かすのは人。訓練を重ねたい」と話した。


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2017年04月15日土曜日


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