福島のニュース

<三菱ガス化学>開発型工場 白河に完成

テープカットでセンター完成を祝う関係者

 三菱ガス化学(東京)が福島県白河市に整備を進めてきた研究開発型の生産拠点「QOLイノベーションセンター白河」が完成し、現地で14日、竣工(しゅんこう)式があった。
 立地場所は福島県の工業団地「工業の森・新白河B工区」の約32ヘクタールで、工場2棟を含む3棟を整備した。投資額は約130億円。
 工場のうち1棟は食品や医薬品の劣化を防ぐ高機能の脱酸素剤を、別の1棟は液晶ディスプレーなどに使われるフィルムシートを製造する。管理業務用の総合棟を含め、それぞれ別の関連会社が運営。従業員は約180人でスタートし、徐々に増やす。
 「QOL(クオリティー・オブ・ライフ)」は生活の質の意味。同社はセンターの開発機能を強化し、ヘルスケア分野など生活に密着した製品の付加価値を高める計画だ。
 倉井敏磨(としきよ)社長は「製造・研究の最先端の拠点にしたい。将来1000人規模の雇用を目指す」と話した。鈴木和夫白河市長は「(原発事故などからの)福島の復興へ、大きな弾みになる」と期待した。


関連ページ: 福島 経済

2017年04月15日土曜日


先頭に戻る