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<仙六野球>学院大と仙台大勝ち点

【学院大2−1宮教大】先発した学院大の長鈴投手。亡きチームメートの思いを一球一球に込めた

 第2節第2日の16日、仙台市の東北福祉大球場で宮城教育大−東北学院大、東北大−仙台大の各2回戦があり、学院大と仙台大が連勝して勝ち点1を挙げた。
 学院大は長鈴が完投し、宮教大を2−1で振り切った。仙台大は馬場が2安打完封で東北大を4−0で破った。
 第3節第1日は22日、同球場で福祉大−宮教大、学院大−東北工大の各1回戦がある。

◎長鈴が5安打完投

 宮教大−学院大2回戦(学院大2勝)

宮教大000000010=1
学院大10010000×=2
(勝)長鈴1試合1勝
(敗)丹野1試合1敗

 【評】学院大が長鈴の力投で逃げ切った。一回に佐藤信の適時二塁打で先制し、四回は内野ゴロで加点。長鈴は八回に1点を失ったが、5安打9奪三振で完投した。宮教大は一、六回の好機に一本出なかった。

<亡き同級生へささげる勝利>
 宮教大との2回戦でマウンドに上がった学院大の長鈴。背番号「18」はチームを率いる責任とともに、亡き友へささげる勝利への思いを込め、一球一球を丁寧に投げた。直球とツーシームなどの変化球を巧みに操り完投、9奪三振1失点で勝利に導いた。
 3月、合宿先の高知県で、同学年の親友、民部田(みぶた)竜也選手=当時(21)=が四万十川で溺れて亡くなった。岩手・盛岡四高から一緒に白球を追いかけていた。「走攻守そろった選手で、常に他の部員を引っ張るようなプレーを貫いていた」と当時の姿を振り返る。
 エース番号「18」は、前日の宮教大1回戦で完封勝利した鈴木が付けるべきだと思っていた。だが、「俺に付けさせて」と鈴木に頼み、譲ってもらった。「民部田の背番号は8。その数字が入っている番号を背負って戦いたかった」
 「竜也の分も頑張ってほしい」。葬儀の時に民部田選手の両親から掛けられた言葉が今も胸に残る。「今日の投球で、民部田の思いを少しは果たせたと思う。これからの試合でも好投し、優勝を目指す」と長鈴は誓った。(伊藤卓哉)

◎東北大打線が沈黙

 東北大−仙台大2回戦(仙台大2勝)

東北大000000000=0
仙台大00101002×=4
(勝)馬場2試合2勝
(敗)山越2試合2敗
(本)三浦1号(1)(田村)

 【評】仙台大が快勝した。三回に望月の適時二塁打で先制。五回に1点追加し、八回は三浦のソロ本塁打などで2点を加えた。先発の馬場は12奪三振の完封。東北大は2安打と打線が振るわなかった。

<仙台大・馬場(八回1死まで無安打無得点、2安打完封)>
「ノーヒットノーランができなかったことより、終盤まで140キロ後半が出せたことが収穫。(1節空いて)次の学院大戦に向け、走者を背負った場面の投球など、追い込んだ練習をしたい」


2017年04月17日月曜日


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