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被災地の中小企業 ウェブ会議で経営支援 

気仙地区の中小企業支援を強化しようと導入されたウェブ会議システム

 中小企業の経営相談に取り組む岩手県よろず支援拠点(盛岡市)は19日、大船渡市、陸前高田市、住田町にある中小企業の支援強化を目指してインターネットを使ったウェブ会議システムの運用を始めた。拠点を置く盛岡から遠隔地の事業者の利用促進を図る。
 3市町から成る気仙地区のウェブ会議システムは、県沿岸広域振興局大船渡地域振興センターに設置された。今後開かれる初回の合同相談会に参加した事業者は2回目以降、経営相談にシステムを利用できる。
 いわて産業振興センター内にある支援拠点では、中小企業診断士、社会保険労務士、金融関係者ら14人のコーディネーターが対応。モニターを通して経営課題の改善に向けて具体的な助言や指導を行う。
 システムの運用初日は、東日本大震災からの事業復興のため盛岡に通って相談を続けてきた、しょうゆ・みそ製造の八木沢商店(陸前高田市)が、売り上げ増加策などを巡って意見を交換した。
 支援拠点は今後、システムを沿岸北部、県北、県南エリアにも導入し、県内全域で相談体制の充実を目指す。
 星野剛チーフコーディネーターは「これまでの相談は盛岡周辺の事業者が多かった。システムの構築で県内全域に支援の手を伸ばしていきたい」と語った。
 連絡先は支援拠点019(631)3826。


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2017年04月20日木曜日


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