山形のニュース

全国最多230カ所「日本一の滝王国」PR

山形県戸沢村にある、落差120メートルの白糸の滝。松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも登場する(県提供)

 都道府県で全国最多の滝の数を誇る山形県が、多様な滝の魅力を観光に生かそうと、ホームページ(HP)「日本一の滝王国山形」を開設した。
 環境省が1989年にまとめた報告書によると、落差5メートル以上の滝は全国に2488カ所あり、このうち1割近い230カ所が山形県内にある。奥羽山脈や朝日連峰など、険しい地形が多いことや、豊富な降雪が背景にあるとみられる。
 HPでは、滝つぼまで垂直に落下する「直瀑(ちょくばく)」や岩肌を滑るように流れ落ちる「滑瀑(かつばく)」、途中でいくつかの流れに分かれる「分岐瀑(ぶんきばく)」など滝の形態6種類を解説した上で、実際に現地にたどり着く難易度別に81カ所を紹介している。
 名称の由来や滝にまつわる伝承に加え、駐車場の有無や周辺の見どころを含めたモデルコースも発信している。
 HP開設には山辺町の会社員で「滝マニア」の武田賢一さん(41)が協力した。これまでに県内170カ所を訪れたといい、「山形の滝はあまり観光地化されていないため、自然のままを楽しめるのが特徴」と魅力をアピールしている。
 県は今後、滝の写真コンテストを開き、入賞作品をHPに掲載する予定。県観光立県推進課は「新緑が美しい大型連休に、ぜひ県内の滝を訪れてほしい」とPRしている。


関連ページ: 山形 文化・暮らし

2017年04月20日木曜日


先頭に戻る