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<原発避難>絆再び 幻のそば振る舞う

天保そばを味わう福島県大熊町の町民ら

 山形県内の製麺業者らでつくる「幻の山形天保そば保存会」は18日、東京電力福島第1原発事故の影響で全町避難が続く福島県大熊町の住民61人を山形市に招き、打ちたてのそばを振る舞った。
 天保そばは約170年前の天保年間に収穫され大熊町の旧家が保存していたソバの種を、山形市内の製麺業者が譲り受け18年前に復活させた。
 避難先のいわき市から山形を訪れた渡辺道子さん(71)は「はるか昔のそばを時代を超えて食べるのは不思議な感覚。こしがあっておいしかった」と喜んだ。
 鈴木邦昭会長(65)は「天保そばは大熊が古里。帰町できない状態が続くが、そばを食べて少しでも元気を出してほしい」と話した。


2017年04月23日日曜日


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