宮城のニュース

たちまち仲良し 立町の商店主ら職人技を伝授

初回講座で、からくりびょうぶの作り方を説明する吉岡さん(中央)

 仙台市青葉区立町の商店や企業の関係者が自らの技や知識を市民に伝授する講座「教えて たちまち塾」が始まった。初回の会場となった印刷会社「東北プリント」と立町町内会の共同企画。今後年2〜3回程度開催し、地区内外に立町の魅力を発信したい考えだ。

 第1弾の15日は、表具の技術を生かした工作などを職人が教える「日本の伝統をみんなで工作」。吉岡表具店5代目の吉岡宏一さん(51)が講師を務め、親子連れなど10人が参加した。
 参加者は表具店の仕事について説明を受けた後、びょうぶの板と板をつなぐ紙の「丁番」を使った「からくりびょうぶ」作りに挑戦した。丁番でつなぎ合わせた2枚の厚紙が縦にも横にも開く仕掛けで「手品みたいで不思議」「伝統の職人技に触れられて感動した」といった声が上がった。
 たちまち塾は、立町の魅力を発信するとともに、古くからの住民とマンションなどに入居する新たな住民との交流の機会をつくるのが狙い。立町で創業し今年70周年を迎える東北プリントが、「新旧住民の接点を見つけにくい」という町内会の悩みを知り、地域貢献の一環として考えた。
 同社は会場を提供し、菓子代を負担、広報なども担う。参加費は無料。講師はボランティアが基本で町内会と協議して決める。
 同社営業部の高橋剛さん(53)は「立町の店や人の『すごい』ものを掘り起こして町内外の人に知ってもらい、地域の活性化につなげたい」と話す。
 次回は秋に開く予定。連絡先は東北プリント022(263)1166。


関連ページ: 宮城 社会

2017年04月24日月曜日


先頭に戻る