岩手のニュース

宮古市魚市場が増築完了 入港誘致に弾み

増築した宮古市魚市場の卸売場棟

 岩手県宮古市臨港通にある同市魚市場の増築が完了し、現地で23日、完成式があった。東日本大震災の影響で手狭になっていた卸売場を2倍にして混雑を解消し、鮮度や衛生品質も向上させる。5月から使用する。

 増築した分はいずれも鉄骨平屋の卸売場棟(4050平方メートル)と第2管理棟(813平方メートル)、フォークリフト36台分の車庫など。総事業費は32億5540万円で復興交付金を利用した。

 魚介類の鮮度を保つ紫外線殺菌冷海水設備と、施設を衛生的に保つ塩素海水設備を新設。電子入札システムも導入した。
 宮古市魚市場は震災で被災したが、直後の2011年4月に業務を再開した。ただ、震災前に併用していた旧魚市場(1840平方メートル)が使えなくなり、盛漁期には手狭になっていた。

 完成式で山本正徳市長は「復興には地域産業の振興が大切だ。水産の町・宮古の拠点として充実した設備を有効に活用したい」とあいさつ。
 宮古漁協の大井誠治組合長は「衛生品質が向上し、水揚げも円滑化する。電子入札など新たなスタイルで市場を盛り上げ、廻来船の誘致にも力を入れたい」と話した。


2017年04月25日火曜日


先頭に戻る