岩手のニュース

<岩手大>空き校舎に拠点施設 防災など学ぶ

空き校舎を活用して開設した陸前高田グローバルキャンパス

 岩手大と立教大は25日、地域の人材育成などで連携協定を結ぶ岩手県陸前高田市に、空き校舎を活用した交流拠点施設「陸前高田グローバルキャンパス」を開設した。市民や国内外の大学関係者、行政職員が集い、学び合う場づくりを目指す。
 旧米崎中の2、3階を会議室、研究室、多目的室などに改修した。市民向け講座や大学の教育・研究拠点として利用する。東日本大震災の体験を基に、自治体職員の防災研修などを行う。
 開所式で岩手大の岩渕明学長は「市民と一緒にいろいろな企画を進めたい」と抱負を述べた。戸羽太市長は「大学と共にチャレンジするエネルギーが、陸前高田を発展させると期待している。みんなで育てる学校だ」と語った。
 講義などで使う部屋の一つは「モンティ・ホール」と名付けた。陸前高田市で津波の犠牲になった外国語指導助手で、「モンティさん」の愛称で親しまれた米国人モントゴメリー・ディクソンさん=当時(26)=にちなんだ。
 式に出席した姉のシェリー・フレドリックさんは「彼が人生をささげた人と人との懸け橋づくりの仕事を続けてもらい、ありがたい」と話した。


関連ページ: 岩手 社会

2017年04月26日水曜日


先頭に戻る