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釜石ブドウの白ワイン 5月に限定発売

釜石産ブドウで造られたワインを野田市長(右)に贈呈する臼沢理事長

 東日本大震災の被災地に新たな地場産業を興そうと、NPO法人遠野まごころネット(遠野市)が釜石市で栽培したブドウを原料に「釜石ワイン」を造った。白ワインを5月、限定発売する。
 まごころネットは2014年から釜石市甲子町でブドウを栽培し、3年目の16年秋に約280キロを収穫。長野県のワイナリーに依頼し、初の本格醸造にこぎ着けた。
 白ワインは華やかな香りで、海の幸との相性がいいという。750ミリリットル入りで2700円(税込み)。イオンタウン釜石で5月5日に50本を売り出し、併せて51本をネット販売する。赤ワインは熟成感が足りないとして販売しない。
 ワイン生産には、収穫やラベル貼りの作業を通じて障害者や高齢者に働く場を提供する狙いもある。自前の醸造所を今秋開設し、国産ワイン人気を背景とした観光客の誘致を図る。
 26日に釜石市であった発表会で、まごころネットの臼沢良一理事長は「ワイン造りによる被災地の地域経済再生の取り組みは始まったばかり。これから盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
 19年のラグビーワールドカップ日本大会で会場の一つになる釜石市の野田武則市長は「世界から来る多くの人に釜石ワインを発信してほしい」と話した。


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2017年04月27日木曜日


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