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<ほっとタイム>散水車で思わぬ手柄

平尾さんと消火活動で活躍した散水車

◎宮古の火災 復興作業員が消火

 岩手県宮古市田老地区で25日朝に起きた火災。消し止めたのは、東日本大震災の復興事業に従事する男たちだった。
 三陸沿岸道路の建設に携わる松尾建設(佐賀市)の平尾好史さん(47)ら4人は、作業現場近くの民家から上がる火の手を発見、すぐさま駆け付けた。
 民家の小屋の一部と積んであったまきが焼けたが、母屋に1人でいた85歳の女性にけがはなかった。
 「普段からご近所とのコミュニケーションを大切にしています」と平尾さん。火元の女性とは世間話をする仲で「いつものごみ焼きとは違う所から煙が出ている」といち早く察知した。
 平尾さんたちは消防車ならぬ散水車で「出動」。工事車両の往来で汚れた道路を清掃するために配備していた散水車が、思わぬ形で活躍した。
 ファインプレーの作業員たちは「工事でご近所の皆さんにはご迷惑を掛けているので、こういうときにお役に立たないと」。日焼けした顔ではにかんだ。(宮古支局・高木大毅)


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2017年04月27日木曜日


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