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<復興相交代>自民 強まる批判に危機感 

被災地の復興に向け結束を確認した自民党国会議員の会合

 今村雅弘前復興相の失言を巡り、東北選出の自民党国会議員団は26日、衆院議員会館で緊急の会合を開いた。被災地の支持者から失望の声が寄せられた議員もいて、強まる批判に危機感をにじませた。
 6県の国会議員約20人が出席。党東北ブロック両院議員会の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は「耳を疑うような発言。信頼関係を築くのは一歩一歩の積み重ねだが、壊れるのは一瞬」と指摘。今村氏に猛省を促すとともに、党として信頼回復に努めることを求める文書をまとめ、二階俊博幹事長ら党幹部に提出した。
 被害が甚大だった沿岸地域が拠点の議員は無念の表情を見せた。石巻市などが地盤の勝沼栄明氏(衆院比例東北)は「辞任は当たり前。私自身、一から信頼回復に取り組む」と語った。
 民主党に所属していた2011〜12年に復興相を務めた平野達男氏(参院岩手選挙区)は今村氏と同じ二階派所属。「復興が仕事という意識に欠けた。東北を『あっちの方』と表現したのは被災地に失礼だ」と批判した。
 後任の復興相には、いわき市が地元の吉野正芳氏(衆院福島5区)が起用された。小野寺五典氏(衆院宮城6区)は「被災地出身の大臣として全体の復興をカバーしてほしい」と期待した。


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2017年04月27日木曜日


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