広域のニュース

<復興相交代>「復興へ現場主義徹底」

「聞き心地の良い言葉ではなく、本当の寄り添いを実行する」と強調した吉野氏=26日、復興庁

 吉野正芳復興相(衆院福島5区)は26日、復興庁での就任記者会見で「被災地代表として現場主義を徹底し、司令塔の役割を果たしつつ復興に全力を尽くす」と決意を語った。27日には早速、福島、宮城両県を訪問するほか、大型連休中に被災地を視察するなど信頼回復に努める考えも示した。
 吉野氏は、今村氏が震災の被害について「まだ東北で良かった」と発言したことに対し「われわれ東北の被災地にとって、許すことのできない重大な発言」と強く批判した。
 いわき市の自宅や事務所が津波で被災した体験を踏まえ「発災以来、私自身が被災者。本当に被災者に寄り添えるのは私だとの自負がある」と強調。「政府の中に入ったからこそ、被災地の声を届けることが一番の仕事」と抱負を述べた。
 復興庁の設置期間は2020年度までだが、東京電力福島第1原発事故で甚大な被害に遭った福島県については「中長期的にきちんと行政として支援する」と明言した。
 原発事故に伴う自主避難者への支援を巡っては「国としてできることをきちんとやる。不十分であれば、さらなる支援を考える」と前向きな姿勢を示した。

 復興庁は26日夜、吉野氏が宮城、福島両県を27日午後に訪問し、村井嘉浩、内堀雅雄両県知事とそれぞれ会談すると発表した。


関連ページ: 広域 政治・行政

2017年04月27日木曜日


先頭に戻る