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<GW>今年は札幌倍増 新幹線効果

連休の旅行予約や相談を受け付ける旅行会社の窓口=仙台市内

 29日に始まる大型連休の東北の旅行商戦は、5月3日からの5連休に予約が集中している。行き先は定番の首都圏と関西に加え、札幌や名古屋も人気が出ており、例年以上に分散傾向にある。海外は、テロの影響で落ち込んでいたヨーロッパの人気が回復している。

 近畿日本ツーリスト東北(仙台市)によると、北海道新幹線の開業で昨年伸びた北海道が引き続き増えている。今年は新幹線で結ばれている函館に代わり札幌に人気が集中。前年同期に比べ2倍以上に増えた。
 野崎佳政社長は「昨年、新幹線で函館を訪れた人が北海道を気に入り、今年は飛行機を使って札幌など道央方面に足を延ばしている」と分析する。
 国内はほかに首都圏と関西の2〜3泊のプランの人気が根強い一方、テーマパーク「レゴランド・ジャパン」が今月開業した名古屋圏が例年になく好調だ。
 海外旅行は2015年11月のパリ同時テロの影響で昨年低調だったヨーロッパが回復。「成田発が前年に比べ約60%増え、東北発も同じ傾向とみられる」(同社)という。
 仙台空港発着の国際便の利用者数も台湾便増便で大幅に増加。JTB東北仙台支店によると、前年比72.6%のプラスとなった。
 全国から東北を訪れる旅行客には、連休中は弘前公園の桜の見頃が続くとみられる青森の人気が高い。旅行予約サービスの楽天トラベル(東京)の人気上昇エリアランキングでは、青森県への旅行者は前年比38.1%増となっている。
 JTB東北仙台支店の小柳真澄支店長は「5月3、4日出発のパッケージプランは予約で埋まった。前半の4月29、30日はいくらか余裕がある」と話す。


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2017年04月27日木曜日


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