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#東北でよかった 発言を逆手に次々ツイート

「#東北でよかった」のハッシュタグで東北の魅力を紹介する投稿(ツイッターから)

 「#東北でよかった」。東日本大震災の被災者を傷つけ、26日に復興相を辞任した今村雅弘氏の発言を逆手に取り、東北の本当の良さを表現した画像や短文が、ツイッターに続々と投稿されている。古い街並みや満開の桜といった魅力的な画像であふれ、インターネット上で「すてき」「心底感動した」と共感が広がっている。
 ツイッターは「#」を付けた単語をハッシュタグと呼び、これを付けて投稿すると、キーワードとして検索や閲覧がしやすくなる。26日午後2時の時点で「#東北でよかった」というハッシュタグを付けた投稿は7万件を超えた。
 当初は今村氏への批判が多かったが、徐々に変化。岩手県の三陸鉄道や仙台市の七夕祭り、福島県三春町の滝桜などの風景写真が次々に投稿され、東北各地の魅力が発信されるようになった。
 コメントも多く寄せられた。「故郷を離れても忘れない。あの町で育ってよかった」という東北出身者とみられる人のつぶやきや、「このハッシュタグが良い意味で使われるのはうれしい」といった投稿もある。
 田村市の女性(29)は「物議を醸しているワードだけど…」という短文とともに、自宅の庭で咲き誇る桜の写真を投稿した。今村氏の発言には「怒りというより、あきれた」ものの、「批判するよりもプラスの方向になるように」と考えた。「震災はあったけれど、東北の四季折々の美しさを忘れないで」。投稿にそんな願いを込めた。


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2017年04月27日木曜日


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