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<岩手県>復興7事業 工事完了2年遅れに

 岩手県は27日、東日本大震災復興関連工事の進行状況をまとめた「復旧・復興ロードマップ(工程表)」の改訂版を公表した。七つの事業で工事の完了が当初予定より2年遅れることが分かった。
 釜石市の大石、新浜町両地区の漁業集落防災機能強化事業は、完了が2016年度末から18年度末に延びる。集落内の道路を整備する大石地区は、埋蔵文化財の調査が必要になった。かさ上げ工事をする新浜町は、周辺の事業と調整に時間を要している。
 県が復興支援道路として整備する一関市の国道284号と国道342号は、用地取得に時間がかかっており、利用開始が20年度末にずれ込む。陸前高田市の今泉、高田両地区の区画整理事業、釜石市鵜住居地区の津波復興拠点事業も完成を2年繰り延べる。
 県が管理する31カ所の漁港復旧工事は今年3月末までに全て完了した。大船渡市と山田町、田野畑村が管理する計5漁港は17年度内に工事が終わる見込み。
 災害公営住宅は今年3月末までに、整備予定5673戸の81%に当たる4594戸が完成した。ほかに県は、内陸部に避難した被災者向けの291戸を盛岡市などで建設する。


2017年04月28日金曜日


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