岩手のニュース

<アバッセ開業>かさ上げ市街地ににぎわいを

被災地のにぎわい再生の願いを託して開業した「アバッセたかた」=27日午前、陸前高田市

 東日本大震災で甚大な津波被害を受けた陸前高田市に27日、中核商業施設「アバッセたかた」がオープンした。大規模にかさ上げした中心市街地に、にぎわいを取り戻す先導役となる。
 7月開館の市立図書館を併設する建物は鉄骨一部木造平屋、延べ床面積約8000平方メートル。仮設店舗で営業していた小売店などで構成する専門店街、大型スーパーなど21店が入居する。
 戸羽太市長は開業式のあいさつで「あの時、市民はどん底にいたが、今日からまた新しいまちづくりが始まる」と力強く述べた。
 「あばっせ」は、地元の方言で「一緒に行きましょう」の意味。駐車場は午前9時の開店とほぼ同時に満車となり、どの店舗も大勢の買い物客でにぎわった。
 市内の看護師千葉貞子さん(63)は「人口が減ったまちだが、こんなに人がいたとは。周辺の店が早く出来上がり、もっと若者が集まる場所になるといい」と声を弾ませた。


2017年04月28日金曜日


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