岩手のニュース

ラグビーW杯へ羽ばたけ 釜石スタジアム着工

工事の安全を祈願した関係者によるくわ入れ

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の競技会場として岩手県釜石市が整備するスタジアムの着工式典が27日、釜石市鵜住居(うのすまい)町の現地であった。完成は来年7月末の予定で、大会準備が本格化する。
 野田武則市長は「東日本大震災からの復興を目指して、やっとこの日を迎えた。スタジアム設計のコンセプトは『羽ばたき』と『船出』。次代を担う子どもたちが未来に羽ばたき、世界に出てほしいとの願いを込めた」とあいさつした。
 日本大会組織委員会の嶋津昭事務総長は「市民の応援で試合を盛り上げ、記憶と歴史を鵜住居で刻んでほしい」と祝辞を述べた。
 着工を祝って、社会人ラグビー釜石シーウェイブスの選手がデモンストレーションでトライを披露。幼稚園児が虎舞を踊った。
 スタジアムは敷地約9万平方メートルで、観客席は1万6000(うち仮設1万)。総事業費は約39億円を見込み、岩手県と釜石市で計約8億円を負担する。市が建設費に充てる「ラグビーこども未来基金」には現在、約2億500万円の寄付が集まっている。


2017年04月28日金曜日


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