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<仙台港>過去最大規模 米クルーズ船初寄港

仙台港に着岸した「セレブリティ・ミレニアム」

 仙台市宮城野区の仙台港にクルーズ船として過去最大規模となる米国大型客船「セレブリティ・ミレニアム」(9万1000トン)が29日、初寄港した。地元経済団体がクルーズ船の誘致運動を実らせた初のケースで、官民が受け入れ態勢を整え、入港を歓迎した。
 外国人約700人を含む約2200人を乗せた客船は午前9時、同港高松埠頭(ふとう)に接岸した。歓迎式典には宮城県や近隣自治体の関係者らが出席し、東北経済連合会の海輪誠会長が「風光明媚(めいび)な寄港地で乗客に満足してもらえると思う」とあいさつした。
 埠頭には観光案内所や物販ブースを設置。旅行会社が日本三景・松島など近隣観光地へのバスツアーを用意したほか、JR多賀城駅と三井アウトレットパーク仙台港に向かう大型バス15台も手配した。
 アウトレットでバッグや牛タンを計約6万円分購入した愛知県刈谷市の加藤道代さん(68)は「お土産はおいしいものが多い仙台で買おうと決めていた」と笑顔で話した。
 東経連の小野晋常務理事は「約6時間の寄港にもかかわらず大勢の人がバスを利用し、地域に経済効果があったのではないか。今後も寄港増加と受け入れ態勢強化に努める」と話した。
 客船は横浜港発着の9日間のクルーズを実施中で、29日夕に横浜港へ出航した。


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2017年04月30日日曜日


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