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<震災遺構>仙台・旧荒浜小が一般公開

津波で1階が浸水し、天井板が外れたままの廊下

 東日本大震災の遺構として仙台市が保存整備した旧荒浜小(若林区)の一般公開が30日始まり、約860人の市民らが津波の爪痕が残る校舎内を見学した。
 4階建て校舎の1、2階が浸水した。傷ついた教室の床や天井板が外れた廊下、倒れたベランダの壁が6年の歳月を超えて、津波の威力を物語る。
 児童と住民計320人が救助されるまでの経過を証言と映像で伝えるほか、震災前の街並みを模型で展示。屋上からは地域の復興事業の現状を見ることができる。東京都の会社員小林恵麻さん(44)は「震災前まであった学校生活や住民の暮らしを思うと言葉が出ない。遺構を目にして、後世に残す意義があると感じた」と話した。
 公開は原則、月曜と第2、第4木曜を除く午前10時〜午後4時。


2017年05月01日月曜日


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