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<むすび塾>東京・墨田区で27日開催

 防災・減災キャンペーン「いのちと地域を守る」に取り組む河北新報社は27日、東京新聞と共催し、東京都墨田区曳舟(ひきふね)地区で巡回ワークショップ「むすび塾」を開く。東日本大震災と阪神・淡路大震災の被災者が語り部として参加し、地震火災を想定し共助による避難の在り方を考える。

 マグニチュード(M)7.3の首都直下地震により大火災が発生したとの想定で、東武鉄道曳舟駅近くの私立「杉の子学園保育所」の園児と保育士が避難。近隣事業所の従業員や地元住民と一緒に、より安全な遠隔地の指定避難場所を目指す模擬訓練を行う。
 石巻市門脇小の元校長、大川小児童遺族の女子大学生、近隣保育所の避難を手伝った気仙沼市の水産加工会社社員の3人のほか、阪神大震災の火災で弟2人を亡くした神戸市長田区の男性が参加し、地域住民と共に家屋倒壊防止やいち早い避難の教訓を語り合う。
 前日の26日は4人が語り部を務める市民向け講演会「東日本大震災を忘れない〜被災体験を聞く会」を曳舟文化センターで開く。
 河北新報社は震災教訓の伝承と防災啓発の深化を目的に、2014年から地方紙連携によるむすび塾を展開している。東京新聞との共催は15年7月の文京区大塚以来2回目。共催むすび塾は通算9回目となる。


2017年05月02日火曜日


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