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<エープレミアム>ヤマト共同輸送 好調続く

2月に開かれた下北地方の事業者と海外事業者の商談会(県港湾空港課提供)

 青森県とヤマト運輸が連携し、2015年度に始めた同県産農水産物の輸送サービス「A!Premium(エープレミアム)」が好調を維持している。16年度の利用数は前年度比1.2倍の約4300個。県は海外で市場調査を行うなどして利用促進を図る。

 同サービスは小口混載で共同物流を展開する仕組み。ホタテや鮮魚などの生鮮品を翌日までに西日本や東、東南アジアに納品する。16年度の県内事業者の契約者は、15年度の88社から135社に増加。今年2月から下北地域からも試験的に利用できるようになった。

 県によると、16年度は冬場のしけの影響で目標の5000個には届かなかったが、生鮮品以外のナガイモなどの農水産物に波及効果が広がった。エープレミアムを契機とした通常輸送も1000個あった。

 納品先は香港を中心に海外向けが約6割を占める。昨春、大阪市に拠点を設け、西日本の比率は前年度比約15ポイント増の30%に急増した。一方で、関東は全体の20%から2%まで減少した反省材料もある。

 本年度の目標値は7000〜8000個。県港湾空港課は「国内の大半が午前中に配達可能という優位性をPRし、取引を拡大する」と意気込む。


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2017年05月03日水曜日


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