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<ふたば未来学園>大川小で震災の教訓学ぶ

大川小校舎で佐藤さんの話を聞くふたば未来学園高の生徒

 東日本大震災からの復興を担う人材育成を目指すふたば未来学園高(福島県広野町)の生徒有志8人が7日、津波で児童と教職員計84人が犠牲となった宮城県石巻市大川小の校舎を訪れ、震災の教訓を学んだ。
 震災と東京電力福島第1原発事故の影響が続く地域の課題を見詰め、解決力を磨く同校の探求型教育の一環。双葉地域を巡る授業を前に、命を守る大切さを再確認し、課題の共通点や違いを知ろうと参加生徒を募った。
 大川小6年だった次女を亡くした元中学校教諭の佐藤敏郎さん(53)が直後の様子などを説明。「ここを何かを始める場所にしてほしい」と呼び掛けた。話し合いもあり、生徒たちは児童や教員の当時の気持ちを想像し、どうすれば命を救えたのかを共に考えた。
 3年の古内伸幸さん(17)は「生徒も先生もどう対処すべきか分からなかったのかもしれない。ニュースを通じてではなく、実際に見ることで、感じられることがある」と語った。


2017年05月09日火曜日


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